【AWS事業本部のお仕事】AWSを駆使するエンジニアたちのワークスタイル
こんにちは。採用チームの徳山です。 今回はクラスメソッドのAWS総合支援事業を担う「AWS事業本部」にフォーカスをあてて、AWS事業本部の各部門でどのような業務が行われているのかにお伝えしたいと思います!
2024年1月にAWS事業本部に特化した会社説明会<AWSを深めていきたい方向け会社説明会~AWSを駆使するエンジニアたちのワークスタイル~>を実施したのですが、こちらの説明会でお話しさせていただいた内容をもとにAWS事業本部についてのあれこれをブログにしたためさせていただきます(^^)
1.AWS事業本部とは
プレゼンター:AWS事業本部 本部長 菊池修治
AWS事業本部のMVVB(ミッション・ビジョン・バリュー・ビジネス)
AWS事業本部のMVVB(ミッション・ビジョン・バリュー・ビジネス)は以下となります。
- Mission(存在意義)
- AWSのノウハウ提供・発信により全ての企業に貢献する
- Vision(実現する未来)
- 世界最強のAWSエンジニア集団として技術者が、技術を楽しみ、技術によって世界を変えていく
- Value(共通の価値観)
- Classmethod Leadership Principle(CLP)の体現
- クラスメソッドの存在価値の実践
- Business(ビジネス)
- クラスメソッドメンバーズを通したAWS利用の付加価値提供
ざっくりとまとめますと・・・・AWS事業本部では、世界最強のAWSエンジニア集団として、AWSノウハウの提供や技術情報発信を通してあらゆる企業に貢献していくといったミッションのもと、クラスメソッドメンバーズ(クラスメソッドが提供するAWS総合支援サービスの名称)を通したAWS利用の付加価値提供のビジネスを展開しております。
クラスメソッドメンバーズとは?
クラスメソッドメンバーズとは、クラスメソッドが提供するAWS総合支援サービスです。 簡潔に言うと、AWSを安心・安全・最適にご活用いただくために提供しているサービスとなります。
多くのお客様はAWSを使うこと自体が目的ではなく、その先に「本当にやりたいこと」がございます。 お客様がAWSを利用するうえで(難しい、足りない、不安だ)と感じられる部分を、クラスメソッドが持っている様々な知見で解決し、お客様が「本当にやりたいこと」に注力できる基盤・環境を提供しているサービスというのがクラスメソッドメンバーズです。
▼クラスメソッドで提供しているサービス(一部抜粋) お客様のお悩みに応じて、サービスもまだまだ拡大中となっております。
ありがたいことに多くのお客様を支援させていただいており、2023年12月時点でのクラスメソッドメンバーズ提供規模としては
- 顧客社数 3,100社+
- AWSアカウント数 20,000アカウント+
となっております。
認定・表彰
AWSにおける様々な表彰や認定をいただいており、国内だけはなくグローバルにおいても認知をされるポジションになってきております。 今後もよりよい技術ソリューションの提供ができるように、日々技術力の研鑽を続けております。
表彰
- AWSのアジア最優秀SIパートナーとして「SI Partner of the Year – APJ」を受賞(2023年11月)
- AWSトップエンジニアと全認定資格保有者としてクラスメソッドから計125名が表彰〜若手エンジニアを表彰する「2023 Japan AWS Jr. Champions」も受賞〜(2023年11月)
- クラスメソッド、AWS全認定資格の保有者数において国内1位となり「AWS Japan Certification Award 2022 – All Certification Engineers Champion」 を獲得(2023年5月)
- AWSのグローバル最優秀SIパートナーとしてクラスメソッドが「SI Partner of the Year」を受賞(2022年11月)
認定
- AWSプレミアティアサービスパートナー
- AWSパブリックセクターパートナー
- 内製化支援推進AWSパートナー
- AWSトレーニングパートナー
- AWSマネージドサービスプログラム
- AWS移行コンピテンシー
- AWSデジタルカスタマーエクスペリエンスコンピテンシー
- AWSデータ&アナリティクスコンピテンシー
- AWS DevOpsコンピテンシー
- AWS IoTサービスコンピテンシー
- AWS SaaS コンピテンシー
- AWS SMBコンピテンシー
- APN Certification Distinction
- AWSサービスデリバリープログラム(SDP)14種取得
AWS事業本部体制(2024年4月現在)
現在のAWS事業本部の体制としては図の通りになっております(総人数としては130名ほどです)。 各事業部の詳しいお話しは以降でお伝えさせていただきます。
関連情報
2.コンサルティング部
プレゼンター:AWS事業本部 コンサルティング部 あしざわ
コンサルティング部とは?
コンサルティング部は「AWSインフラに関わる設計/構築/コンサルティングに特化した技術支援を行う部署」です。 具体的には以下のような業務を行っております。
- プリセールス
- お客様のお困りごとを解決する技術支援の提案活動
- AWS技術支援
- AWS設計/構築、コンサルティング等で課題を解決
- ラボ活動(社内業務の改善活動など)
- 標準化・テンプレート化による業務効率化
- 技術支援サービスの企画・運用・改善
コンサルティング部のAWS技術支援
特に、AWS技術支援の具体的な業務や体制について以下となります。
- 支援内容(例)
- オンプレミスからAWS環境へのサーバー移行
- 既存環境のAWSコスト削減支援
- セキュリティ対策の実装支援・コンサルティング
- 上記以外にも多岐にわたる支援を行っております。
- 期間と稼働時間
- 平均的には2~3か月から半年くらいまでの案件が多いです。(もちろん中には1か月程度の短期の案件、1年程度の長期の案件もあります)
- 月の稼働は案件ごとに10~30時間くらいです。
- 1つの案件に専念ではなく、複数案件(3~4件程度)を並行して対応しております。
- 案件は基本的に挙手制です。
- 体制
- 1~3人
- ソリューションアーキテクト・AWSエンジニアポジションはメンターによるサポートもありますのでご安心ください。
- その他
- コードは基本的に書きません。(IaCやLambdaのサンプルコードくらい)
- 設計・コンサルといってもガシガシ手を動かします。技術を触らないということはないです。
キャリアイメージ
キャリアイメージとしては図の通りです。
コンサルティング部のいいところ
私が考えるコンサルティング部の良いところですが、大きくは2点です。
まずは「セルフコントロールしながらAWSビジネスにコミットできる」ところです。 業務についてはプリセールスから技術支援案件対応まで一貫して対応するもよし、プリセールス専門・案件対応専門などコミットしてキャリアを磨いていくもよし、といった環境です。案件については、基本的に挙手制で仕事をおこなっておりますので、自分自身の適性や志向に合わせてセルフコントロールしながらキャリアを自分自身で創っていきやすい環境であるというのが良いところだと感じております。
また、「AWSに詳しい人が部内にたくさんいる」ところも良い点だと感じております。 仕事をするうえで困ったことがあっても、Slackで質問すれば大体解決します。AWS技術が好きというのが根底にあるとは思うのですが、AWSに詳しい人が本当にたくさんいるので、新しい知見を得られる機会が多いですし、良い刺激を受けることができます。ある意味、福利厚生だなと個人的に感じてます。
コンサルティング部にマッチする人
私が思うコンサルティング部にマッチしそうな人のイメージについてお話しいたします。
- インフラのこの領域はめっちゃやってました!といった方
- クラウドの実務経験が少なくても、入社後にAWSにキャッチアップ・ご経験を積んでいただければOKです。
- コンサルティング部に独自のインフラ知見をぜひとも注入していただければと。
- もちろんAWS経験がある方も大歓迎です。「このAWSサービスなら俺に任せろ」な領域があるとより素敵だと思います。
- 主体的に考えて仕事を進めていける方
- 基本的に挙手制で仕事を進めるので、誰かから仕事を振られるということはあまりないです。
- だからこそ、受け身ではなく自分で考えながら仕事を進めていきたいといった志向をお持ちの方だとマッチすると思います。
募集ポジション/関連情報
募集ポジション
関連情報
- コンサルティング部 社員インタビュー vol.1
- コンサルティング部 社員インタビュー vol.2
- クラスメソッド AWS 事業本部コンサルティング部のマネージャーになってみた
- AWS構築未経験からクラスメソッドで働き始めての一年を振り返ってみた
- AWS事業本部 コンサルティング部 ソリューションアーキテクトの働き方 -ver. arap-
3.カスタマーソリューション部
プレゼンター:AWS事業本部 カスタマーソリューション部 hiroyuki kaji
カスタマーソリューション部とは
カスタマーソリューション部は「お客様の成長と成功を支援する、最高のソリューションを提供する」といった部署です。 現在は各ソリューションによって、以下3つのチームに分かれております。
- TAA(Technical Account Adviser)
- お客様との関係性を向上し、お客様の成長をサポートするチームです。
- お客様が抱えているサービスやシステムに関する様々な課題に対するソリューション提案をプロアクティブに行っております。
- ガバナンス整備・セキュリティ対策・アーキテクチャ設計・クラウド移行・コスト最適化など様々な面での課題解決を行います。
※TAAチームでは現時点においてはクラスメソッドメンバーズを大規模にご利用いただいているお客様を中心にソリューションを提供しております。
- Traning
- AWS認定トレーナーとなり、お客様のクラウド活用を促進するためにAWS認定トレーニングを実施するチームです。
- お客様の継続的なAWS学習を支援するためのAWS Skill Builderの提供も行っております。
- Guardian(メンバーズ価値向上)
- お客様のクラウド活用を促進するために顧客向けセキュリティ運用支援サービスのプリセールス・導入・開発・設計を実施するチームです。
- セキュリティサービスの運用を人ではなくシステムで自動的に支援し、お客様のAWS上におけるセキュリティ運用負担を軽減することをミッションにしております。
カスタマーソリューション部にマッチする人
カスタマーソリューション部は各チームによってやっていることが違うので、各チームごとにマッチしそうな人をお伝えさせていただきます。
- TAA(Technical Account Adviser)チームにマッチする人
- 顧客のビジネス課題をヒアリングしたり、最適な解決を提案することに興味がある
- ガバナンス整備、セキュリティ対策、コスト最適化、クラウドアーキテクチャの設計が好き
- Traningチームにマッチする人
- 人に教えることが得意
- AWS認定トレーニングに興味がある
- 人に教えることで自らの技術理解を深めたい
- 人の成長に貢献したい
- Guardian(メンバーズ価値向上)チームにマッチする人
- AWSのセキュリティサービスが好き
- セキュリティ×クラウドでのキャリアに興味がある
- 顧客とのコミュニケーションやプロジェクトメンバーとの業務が好き
募集ポジション/関連情報
募集ポジション
- セキュリティエンジニア ※Guardianチームのポジションです。
- AWSソリューションアーキテクト(エンタープライズ) ※TAA(Technical Account Adviser)チームのポジションです。
関連情報
4.サービス開発室
プレゼンター:AWS事業本部 サービス開発室 武田隆志
サービス開発室とは
サービス開発室は「B2Bの会員制Webポータルとその周辺システムの開発と運用を行うエンジニアチーム」です。
会員制Webポータル(クラスメソッドメンバーズポータル)とは
AWS総合支援サービス(クラスメソッドメンバーズ)の利用者に対して、以下のようなAWSアカウントを運用するうえで必要な各種情報やサービスを提供しているWebサイトです。
▼提供している機能例
- 契約内容の確認
- 割引後料金の内訳表示
- 期限切れRIのアラート
- AWSのベストプラクティスに則ったセキュリティ設定など
▼アーキテクチャ
サービス開発室のミッション
サービス開発室のミッションは主に2つございます。
「自社サービスの品質や価値を上げ、より良いものを提供したい」 お客様が「より安全に、より簡単に」安心してAWSを利用するための、新しい機能やサービスをもっと提供したいといった思いをベースに持っております。AWSはだいぶコモディティ化しておりますが、使う上で心配があるだったり、安全に使いたいといった要望はまだまだあります。メンバーズを通してそれを実現させたいと思っております。
「AWSというクラウドサービスをもっと身近なものに」 AWS利用に対する敷居を下げて、より簡単に利用できる仕組みをお客様に提供したいと考えております。
サービス開発室のいいところ
サービス開発室は主に「サービス開発」をしている部署です。 インフラや設計だけではなく幅広いエンジニア経験が積めるところはキャリア上の強みかなと思います。 フロントエンドからインフラまで自分たちで行っておりますので、対応する技術範囲も広いです。 また、サービス企画・要件定義などの上流に始まり、開発しておしまいではなく運用・サービス終了まで自分たちで見ていくことができるため、サービスのプロダクトサイクルにおいて幅広い経験が積める環境となっております。
また、AWSサービスを120%活用できる環境もあります。 AWSのサービスはどんどんと新しいものが出てきておりますが、自社サービスなので新しいサービスの採用なども自分たちの裁量でできます。 そういった点もいいところ、面白いところの一つかなと思います。
募集ポジション/関連情報
募集ポジション
- サービス開発エンジニア(AWSを活用した自社サービス)
- WEB開発エンジニア(AWSを活用した自社サービスの開発)
- データエンジニア(AWSを活用した自社サービス開発)
- (補足)メンバーズポータルにおけるデータエンジニアとして従事いただくポジションです。メンバーズポータルはアカウント増加に伴い、データ量も膨大になっております。2023年12月時点で約60億レコード・10TB程度のデータを日々処理しております。データは日々増えているため、処理の高速化・効率化(逐次処理⇒並列処理、圧縮形式の効率化など)が必要になっております。
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5.オペレーション部
プレゼンター:AWS事業本部 オペレーション部 千葉淳
オペレーション部とは
オペレーション部では「世界に通用する運用体験を提供する」ことをミッションとしております。 つい導入をゴールにしがちですが、顧客からみたら導入後が本番となり、顧客の日常となります。 顧客の日常に寄り添いながら顧客の成功を追求し、ただ運用をするのではなくその運用を技術で変えていく、といったのがクラスメソッドのオペレーション部です。
チーム体制
役割によって現在は5つのチームに分かれて業務を行っております。
- AWSテクニカルサポート
- 高い技術とチーム力によって顧客からの技術的な問い合わせに対応。
- 多種多様な技術問い合わせに対して回答していくので、とにかくAWSの幅広い知識が問われるチーム。
- 顧客支援に加えて、技術が好きな人に合っている。
- カスタマーサポート
- クラスメソッドメンバーズにおける料金、契約、サポートの窓口。
- 技術ではない部分でお客様をサポート。
- グロース
- 開発からオペレーションを支えるチーム
- アカウント発行の自動化やメンテンナンスの自動化などオペレーションの品質向上や効率化に関わる仕組みの開発をスピード感を持ちながら対応している
- リポジトリは70以上、2023年のコミット数は3000以上。
- AWSアカウント管理
- AWSアカウントの契約・発行・削除・移管等、アカウントのライフサイクルに関わる業務を行っているチーム
- 現状では20,000アカウント。増え続けるアカウントを管理している。
- 運用イノベーション
- 運用面から長期的に顧客とのエンゲージメントを高めていくチーム
- お客様とCCoE立ち上げを一緒に行ったり、MSPサービスの提供を行っている
オペレーション部にマッチする人
各々のチームによってマッチする人は異なってくるのですが、ざっとまとめてお伝えすると下記のような方がマッチします。
- 技術が好きな人
- 広範囲に及ぶAWS技術サポートや運用に特化した顧客支援などがございますので、幅広い技術に触れたい方やお客様の日常である運用をメインとした技術に興味をお持ちの方にはマッチすると思います。
- ※カスタマーサポート・アカウント管理チームにおいては技術以外の対応になりますが、技術に抵抗がない人だとよりマッチすると思います
- 顧客が好きな人
- お客様とは継続的なお付き合いになりますので、長期的にお客様を支援していきたい、お困りごとを解決していきたいといった志向をお持ちの方は合うと思います。
- チームが好きな人
- チームで働くことが多いので仕組みづくりやコード化、ツール化等含めてチームワークを発揮しながら仕事をしていきたい方にマッチします。
- 事例を作りたい人
- 新しく運用イノベーションチームなども事例をこれからどんどん作っていこうといったタイミングです。
- 自分が手掛けた仕事を外部にアピールしたり、事例を自ら作っていきたいといった方にも合っております。
- 運用で顧客と成功を作りたい人
- オペレーションに特化した部門ですので、お客様の日常となる運用面における課題を解決することでお客様の成功を作っていきたい方にマッチします。
募集ポジション/関連情報
募集ポジション
関連情報
- 【社員インタビュー #3】AWS事業本部「ITサービスマネージャー」さかもとさんに色々聞いてみた!
- オペレーション部 社員インタビュー
- テクニカルサポート入社3ヶ月以内のメンバーに聞いてみました -文化の違いにびっくりしたことまとめ-
6.マイグレーション部
プレゼンター:AWS事業本部 マイグレーション部 渡部比佐志
マイグレーション部とは
クラスメソッドにおけるマイグレーションとはシステムをAWS環境に移行することです。 例えば、小規模なWebシステムをEC2やRDSに映すのもマイグレーションですが、これがデータセンター丸ごとだったり、サーバーが50台、100台といった大規模なマイグレーションになると実際の作業に取り掛かる前に検討しなくてはならないことが数多くあります。そのようなお客様を支援するのが私たちマイグレーション部です。
つまり、マイグレーション部とはオンプレなどにある中~大規模なシステムのAWS移行を支援する組織です。 大規模なマイグレーションプロジェクトでは技術以外の課題も多いため、事前評価・移行方針・計画策定など、Non-Techな部分からかかわります。
マイグレーション部での業務
マイグレーション部では主にプロジェクトマネージャーとして案件に関わります。 主な業務としては次の3つです。
- プリセールス
- システム移行に関する案件の提案活動
- 営業担当と一緒にお客様の課題をヒアリングして信頼をご提案する活動です。
- アセスメント
- AWSの支援プログラムを活用したアセスメント実施
- 移行計画の前段階としてコスト効果・組織のガバナンス・システムの特徴などを分析して評価・レポートを作成してます。
- AWSで提供されているアセスメントの支援プログラムをオリジナルにカスタマイズして提供しています。
- プロジェクトマネジメント
- プロジェクトの各種調整・推進
- プロジェクトメンバー(コンサルティング部やパートナー企業)との連携を行い、プロジェクト推進していきます。
マイグレーション支援体制
マイグレーション部のプロジェクトはコンサルティング部や、そのほかのパートナー企業に協力を仰ぎながら、チームとしてお客様の支援を行っております。マイグレーション部のメンバーがプロジェクトマネージャーとなり、お客様とのフロント対応を行います。
マイグレーション部で活かせる/得られる経験
マイグレーション部で活かせる/得られる経験としては、まず「オンプレミスの技術からAWSの技術への変換スキル」があるかなと思います。 マイグレーション部の仕事は、既存のインフラやデータベース、アプリケーションの仕組みをAWSの各サービスに変換していく業務ともいえます。そのため、オンプレミス・AWS両方の技術を理解している必要があります。AWSの経験があまりなくとも、仮想化技術やデータベースなど特定の領域の知見を活かしていただく機会もある環境です。
また「プロジェクト管理スキル」も得られる環境です。 マイグレーション部の大規模なプロジェクトは期間も長く、ステークホルダーも多いため、お客様と適切にコミュニケーションをとりながらプロジェクトを進める必要があります。まだ具体的になっていない要求やお困りごとを整理して、分析・提案・案件化していくプロセスは苦労も多いですがやりがいのあるところです。技術に詳しいクラスメソッドのエンジニアと一緒にチームとして課題を解決していく、というのが私たちのやっていくべきことだと考えております。
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7.モダンアプリケーションコンサルティング部
プレゼンター:AWS事業本部 モダンアプリケーションコンサルティング部 今泉大樹
モダンアプリケーションコンサルティング部とは
モダンアプリケーションコンサルティング部は「お客様と共にモダナイゼーションを実現し、技術によって世界を変える楽しみを届ける」をビジョンに掲げております。つまり、お客様がモダンな技術を使いこなして、良いサイクルで開発を回せるようになるための支援を行っている部門です。
「内製化したいけど何から始めればいいのかわからない」 「システム特性も踏まえて技術選定したいけど何からすればいいの?」 「どういうアーキテクチャで組めばいいの?」 「CI/CDを導入して本質的なことに集中したい」 といった課題・お悩みをお持ちのお客様に対して、私たちが一緒に手を動かしながらナビゲートする、といったことを行っております。
モダンアプリケーションコンサルティング部での業務
基本的にお客様のアプリケーション開発を進めるために必要なことがあれば何でもやります。 技術選定・アーキテクチャ設計・コード実装・テスト実装・CI/CDの方針決め~実装等、幅広い領域で支援しております。 コンサルティングといいつつ、自分たちでもバリバリに手を動かします。
支援領域をざっと図にまとめたものがこちらです。 開発ライフサイクルの各フェーズで得意分野を活かしながらお客様をサポートしております。最初は一緒に併走しながら、ゆくゆくはお客様で手の内化していただければと思っております。
モダンアプリケーションコンサルティング部の良いところ
広範な知識を学びながら、自分の好き/得意な領域の知見を活かしていけるのが良いところかなと思っております。 上記の図で見ていただいた通り、支援領域としては幅広く、いろんなことをやっております。特定の分野を極めながら、その他の幅広いジャンルに対しても知見を持つといったT字型人材のようになっていけるのはモダンアプリケーションコンサルティング部の面白いところです。
モダンアプリケーションコンサルティング部にマッチする人
モダンアプリケーションコンサルティング部はAWS事業本部でありながらAWS経験は必須ではありません。
- アプリケーション開発のご経験がある人
- コードレビューやペアプログラミングのご経験がある人
- AWSに興味がある人
- モダンな技術の知見を付けていきたい人
であれば、楽しんでいただける環境かなと思っております。
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募集ポジション
- モダンアプリコンサルタント
- (補足)モダンな技術というは必ずしも新しい言語やFWの利用経験といった意味ではありません。それよりは「テストが充実していて安心して変更できる」や「CI/CDが充実していて本質的な業務に集中できる」など身動きがとりやすい環境のご経験やそのような状況に帰るために試行錯誤してきたご経験を重視しております。
関連情報
最後に
以上、AWS事業本部についてお伝えさせていただきました!
クラスメソッドにおけるAWSの仕事というと、「インフラ設計構築」といったイメージがあるかもしれませんが、コンサルティング・重点顧客に向けたプロアクティブな技術支援・セキュリティ・トレーニング・自社サービス開発・オペレーション・大規模なマイグレーション・モダンアプリケーション開発など幅広い領域での支援を行っており、それぞれ得意分野を活かしながら働いている社員がいる環境です。
AWS事業本部はビジョンとして「世界最強のAWSエンジニア集団として技術者が、技術を楽しみ、技術によって世界を変えていく」を掲げておりますが、一緒にこのビジョンを実現してくれるメンバーを絶賛募集中です。
もし本ブログを読んで「AWS事業本部って楽しそう」「自分のキャリアを創っていけそう」「AWS技術が好きなメンバーと一緒に働きたい」と思っていただけましたら、ぜひともエントリーを検討いただけますと幸いです。
実際に働く社員からお話を聞いてみたい!という方は、定期的に会社説明会を開催しておりますので、まずはそちらに参加していただければと思います(^^)